引き寄せの法則についての話でもありますが、潜在意識についての内容でもあります。
人生の中で、【問題】と感じる出来事は存在していると思います。
お金がない、夫婦関係がうまくいかない、子供が問題を抱えている、恋愛・結婚がうまくいかない…。
いろんなジャンルで問題と感じる出来事があると思いますが、
その問題を放置することができない人がほとんどです。
なんとかしてこの状況から脱出したい
なんとかしてこの人を変えたい
そうやって無意識のうちに執着をしていることで、物事が好転するどころか、さらに悪化するということが起きるという話をしたいと思います。
執着とコントロールの感情があると叶わない
私たちは、気持ち的に不安だったり、苦しかったりするから問題だと感じます。
早く苦しみから逃れたいので、なんとかして早く問題を解決しようと考えます。
また、早くこの問題になっている物事を変えたいというコントロール思考が働きます。
そういう状態の時は、引き寄せの法則で言えば、悪いことばかり考えているし、苦しいと思い続けているからこそ、さらに苦しい状態を引き寄せてくることになります。
私たちが苦しいと感じていることの原因の一つに、「期待通りにいかない」という思いがあります。
仏教でも同じことが言われています。
期待通りに物事がいかないからと言って、本来は出来事そのものに意味はありませんし、思い通りに物事が運ばなければ必ず幸せにはなれないわけでもありません。
それを苦しいと思って、期待通りにいかないことを嘆くのは、執着しているからです。
「こうだったらいいな!」と気軽に願うのと、「こうでなければならない」と願うのでは、前者だけが叶うことになるのです。
因果応報の種があるかどうか
執着とコントロール思考がなくなれば、問題だと思っていた物事はスルッと消えていきます。
それ以上悪化することもなくなるでしょう。
ただ、その問題は、自分の過去に繰り返し経験したパターンの1つだったり、
自分自身の潜在意識の中にある思いが現実化したものに違いないです。
あなたがその出来事に対して感じる不満は、あなたの過去や現在の罪悪感が現実化したものだったりします。
「裏切るな」と思うなら、あなたが誰かを裏切ったり、裏切っているし、
「見下すな」と思うなら、あなたが誰かを見下しているでしょう。
日常的に無意識にそういう思いを抱いていることが、現実に現れるのだとしたら、
あなたがそれを止めるだけで、現実も変わります。
問題を増幅させないために、執着・コントロールを手放し
問題を起こさないために、自分のネガティブな思いを止める
難しいけど、気づいた時に、手放していきましょう!
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